プラスないん!

暇を持て余した理系大学院生のブログ。

電子雑誌はなぜ流行らないのか?

昨今、タブレット端末が普及してから電子書籍というものが流行ってきました。電子書籍は『安い・早い・場所を取らない』の3つのメリットで人気です。勝手に思っているだけですが。かくいう私も本棚がない狭い部屋に住んでいるので、電子書籍にはお世話になっています。

 

一方で、先日dマガジンを解約したということをちらっと書きました。サービス自体はすごくいいんです。ですが、電車の中でも漫画を読んでいる人はよく見かけるけど、雑誌を見ている人は見かけません。漫画に比べてあまり流行っていないという感じがします。

 

紙媒体で言えば、漫画単行本と週刊誌の売れている規模は同じくらいみたいです(全国出版協会,2017 出版指標 年報より)。それなのに、なぜ雑誌は流行らないのか。私の実体験をもとに考えたいと思います。

 

理由はズバリこれ。

知人に勧めると最初はだいたい「へーお得だね~」みたいな好印象が返ってきます。そのあとに決まってこう言われます。

「でも、タブレットで読むと小さくない?」

 

 

私がたまに購入する『メンズノンノ』という雑誌があります。もうそろそろ年齢的にきついかなと思ってたりする雑誌ですが、雑誌のサイズは『A4ワイド』という大きさになります。他の雑誌についてもだいたい同じです。この『A4ワイド』はおおよそ縦30cm、横26cmという紙サイズです。

 

次に、最近愛用中の『iPad mini4』くん。これがだいたい縦16cm、横12cmです。雑誌のサイズの半分くらいになりますね。

 

この『iPad mini4』くんで雑誌を読むとします。dマガジンでは雑誌をそのまま画像にした感じで、特に電子書籍用にレイアウトしていませんでした。雑誌の特性上仕方ないといえますが。するとどうなるか。文字の大きさも半分になります。結果、文字が小さすぎて見えないんですね。

 

ズームして見ればいいという意見もあると思います。では聞きますが、いちいち1ページごとにズームしてみますか?かと言って最初からズームにしてあると、そのページの全体像がわかりにくい。雑誌はそのページまるまる使って完成しているところがあるので、それだと面白さがなくなってしまいます。

 

ちなみにコミックの場合は、コミックのほうがほんの少し大きいくらいなのであまり変わりません。同じような大きさで読めますが、タブレットの縁の分大きくなってしまうので多少持ちにくくなります。最近はタブレットも軽量化が進んでいるので問題にならないのでしょう。

 

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                  大きさ比

 

電子雑誌を販売している会社はサイズの問題をどうにかしなければならない。

電子雑誌のネックは大きさです。その部分をなんとか工夫しない限り、単行本のように売れることはないでしょう。タブレットはもういまの大きさで固定されつつあるので、タブレット自体を大きくするのは難しいでしょう。

 

ですが、サービス自体はいいと思います。雑誌を読む人は一定数いるのでそういった人たちや私のようにたまに買う程度の客層を狙えるでしょう。なのでぜひとも期待したいですね。